カレーライスのご飯の量はどのくらい?
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夕食をカレーライスにすると、炊いたごはんが足りなくなってしまうことがありませんか?

カレーライスのごはんは、お茶碗一杯より少し多めの200gが一人分です。
カレーの香りで食欲が増し、おかわりをするかもしれませんので、いつもより多めに炊いておくのが正解です。

この記事では、カレーライスにちょうどいい米飯の量について考えています。
また、カレーにはちょっと硬めのごはんが合いますが、そんなご飯の炊き方のコツ、カレーにぴったりなごはんのバリエーションまでをご紹介します。

この記事を参考に、ぜひ美味しいカレーライスを楽しんでくださいね。

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一人前のカレーライスに適した米の量

カレーライス

カレーライスを作って食べるとき、普段よりも多めにご飯を盛りがちですが、本当はどのくらいが適量なのでしょうか?

通常、ご飯を茶碗に一杯といえば、その量は約150グラムです。
(お米を1合炊くと、約330グラムになります。)

ファミリーレストランを参考にしてみましょう。
カレーライスのご飯の量はおおむね200グラムとされています。
これは、ご飯茶碗一杯よりも少し多めの量で、カレーライスにはちょうどいいですよね。

対して、カレールーは平均して176グラムを使用していることが多いそうです。
具材の量によって多少の違いはありますが、大体はご飯の量の方が多めになります。

家庭でもこのくらいの比率になるよう考えてみますね。

市販のカレールー1箱を使ってカレーを作るとすると、そのルーの量は約1500グラムになります。
すると、必要なご飯の量は約1100グラムです。
つまり、カレールー1箱に対して、ご飯は約4合(1320グラム)を炊くと良いでしょう。

レトルトカレーを使う場合、パック1つあたりの量が約180グラムです。
これに対して、パックご飯1つの量は200グラムで、これが丁度良い比率になります。
手軽に楽しむレトルトカレーとパックご飯の組み合わせ、実はバランスが取れていたんですね。

カレー店での一人前の米の量について

カレー屋さんのイラスト

カレーライスのごはんの量について、カレー専門店ではどのような設定がされているかをみてみましょう。

標準で300g前後が多い

先程、家庭ではご飯茶碗よりも多めの200gが普通だと書きましたが、ココイチなどのカレー専門店をみてみると、300gが基準になっているようです。

CoCo壱番屋での標準量

全国に展開するカレーハウスCoCo壱番屋(通称「ココイチ」)では、一人前のご飯の標準量は約300グラムとされています。
ここでは、100グラム単位でご飯の量を選べ、ご飯の量が増えるとそれに応じてカレーソースの量も増加します。

びっくりしますが、900グラムから1キログラムのご飯の注文も可能だとか。
これはかなりのボリュームですが、900グラムのライスを20分で完食したという逸話もあるようです。

「ゴーゴーカレー」の場合

一方、関東や中部地方を中心に展開するゴーゴーカレーでは、ご飯の量を5段階で選択できます。

ソフト: 150グラム
ヘルシー: 250グラム
エコノミー: 350グラム
ビジネス: 520グラム
ファースト: 700グラム

こちらで標準とされるのはエコノミーサイズの350グラムですが、少し多めかなという印象です。

ファミレスなどのカレーのごはんが200グラムが一般的と考えると、カレーチェーンは多めに設定されているようですが、グラム数を選べるので大丈夫です。
自分にはどのくらいの量が合っているのかを知っていれば、ちょうどよいサイズを選ぶことができますね。

カレーライスでご飯の量を多くするメリット

カレーを食べる男性

カレーライスを食べるとき、ごはんの量をしっかり意識していなくて、結局食べすぎてしまった…ということが多くないでしょうか?

しっかり食べたい時に

カレーを作る際、ご飯の量を普段より多めにする家庭は少なくありません。
特に食欲旺盛な男性の中には、カレー好きと同じくらいご飯そのものが好きな方も多いでしょう。
カレーのスパイシーな味わいがご飯を進める要因になり、自然とご飯の量を増やしてしまうことがあります。
このような場合、食欲を満たすためにも多めのご飯が重宝されるのです。

お米の味わいを重視するために

カレーとご飯のバランスは個人の好みが大きく分かれますが、中にはお米の味わいを存分に楽しみたいという人もいます。
そういった方々は、カレールーを少なめにしてお米の量を多くすることがあります。
また、カレーが直接ご飯にかかることで米の味が変わるのを避け、カレーを別の容器に入れてからご飯にかけるスタイルを好む人もいるようです。

カレーライスでご飯の量を少なくするメリット

カレーを食べる子どもたち

ごはんを少なく盛るのも、理由は少食だからというだけではありません。

カレーの風味を楽しむために

ご飯を多くする人がいる一方で、カレールーを重視する人もいますよね。
カレーのルーをたっぷりと楽しみたいと考える人は、ご飯を少なめにしてルーの量を多くすることが多いです。
特に具が大きいカレーの場合、シチューのような満足感があり、ご飯が少なくても充分な満足感を得られるのです。

少食な方や子どもたちに

外食時にカレーライスのご飯が多すぎると感じる人もいます。
例えば、ココイチでは基本的には300グラムのご飯が標準ですが、100グラム単位で量を増減でき、200グラムの少なめのご飯も選べます。

200グラムでも、ふだんのお茶碗一杯よりも多いんですよね。
少食な方や子どもたちには、もっと少ない量を選ぶこともできます。

さらに、さまざまなトッピングが選べるので、ごはんを少なめにして好きな食材を楽しむのもいいですね。

カレーライスに最適なご飯の硬さについて

お皿に盛ったライス

普段食べる白いご飯はモチモチとした粘りが特徴ですが、カレーライスにはどのような食感のご飯が適しているのでしょうか。

カレーとの組み合わせでは、少し粘りが少なく硬めのご飯がおすすめです。
硬めのご飯はカレーのルーとよく絡み、より美味しく味わうことができます。

お米の種類にもこだわるとさらに良いでしょう。
人気のコシヒカリは美味しいお米ですが、カレーには「あきたこまち」のほうがおすすめだったりします。
あきたこまちは粘り気が少なめで、カレーとの相性が抜群なんです。

さらに、玄米や雑穀米を使ったご飯もカレーにぴったりです。
これらは歯ごたえがあり、白米とは異なる風味をカレーにプラスします。
白米以外のご飯でも楽しめる方は、ぜひ試してみてください。

カレーライスに適したお米の炊き方

炊きたてのごはんをしゃもじで混ぜる

普段家にあるお米を使って、カレーに最適な硬めのご飯を炊くには、どのような工夫が必要でしょうか。

まず、カレー用のご飯を炊く際には、水の量を少し控えめにすると良いでしょう。
通常の水加減が1対1の比率であれば、カレー用では1:0.9の割合で水を加えます。
水を大幅に減らしすぎると、お米の中心部が硬くなりすぎてしまい、食感だけでなく味わいにも影響しますので注意が必要です。

次に、お米の吸水時間を調節することも重要です。
普段は30分から1時間程度の吸水時間が推奨されますが、カレー用のご飯ではこの時間を短くすると良いでしょう。
吸水時間を短めにすることで、ご飯の甘みが抑えられ、べたつきが少なくなります。

炊き上がったご飯は、蒸らし時間を5分程度と短めにし、すぐに蓋を開けます。
蒸気を逃がしてから、しゃもじで大きく上下を返すようにすると、ご飯が空気に触れ、余計な水分が飛んで弾力のある食感が生まれます。

カレーに合うごはんのバリエーション

バターライスとカレー

カレーライスをさらに楽しむために、ご飯に様々なアレンジを加えてみるのはいかがでしょうか。

炊きたての白米にさらにひと手間。テフロン加工のフライパンで軽く炒めると、パラパラになり、香ばしさが増して、カレーにより良く合います。

その他、カレーに合うごはんをご紹介します。

バターライス

バターとにんにく

バターライスは、その芳醇な香りで食欲をそそります。
フライパンにバターを溶かし、ご飯を加えて炒め、塩コショウやコンソメで味付けをします。様々な種類のカレーと相性が良いです。

ガーリックライス

フライパンにバターを熱し、ご飯と細かく刻んだにんにくを入れて炒めます。
適量の塩を加えて味を整え、全体に香りが行き渡るまで炒めます。
特に甘口のカレーや肉を使ったカレーとの相性が抜群です。

パセリライス

パセリとにんじん

新鮮なパセリを使って、香り高いパセリライスを作りましょう。
炊きたてのご飯に刻んだパセリとバターを混ぜ合わせるだけで完成です。
このパセリライスは、まろやかな欧風カレーとよく合います。

キャロットライス

お米を炊く前に、にんじんを適量すりおろし、お米と一緒に炊飯器に入れます。
あとは通常通りにご飯を炊くだけで、色鮮やかなキャロットライスが完成します。
にんじんの自然な甘さは、スパイシーなキーマカレーとの相性が良いです。

まとめ

カレーライスのときのご飯の量について、またカレーに合うお米の炊き方やライスのアレンジについてお伝えしました。

・カレーライス一人前のご飯は一膳より多めの200g前後になります
・お店では300gを標準に、好きな量を選ぶことができます
・カレーライスのご飯は、水の量などで調整して硬めに炊きます
・カレーには白米だけでなく玄米や雑穀米もおすすめです
・バターライスやガーリックライスなども美味しいです

カレーライスのときは、自分や家族がどのくらいお米を食べるのか、あらかじめ知っておくと助かります。
ご飯が足りなくならないし、外食のときもサイズを迷わず選べますね。

また、カレーにぴったりなお米の炊き方やアレンジ方法を知って、美味しいカレーライスを楽しんでくださいね。

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