料理にラードを使いたいと思っても、「果たしてスーパーマーケットで見つけられるのか?」と疑問を抱くことがよくありますよね。
ラードを手に入れようとスーパーを訪れる際、どのエリアを見れば良いのか迷ってしまうことが少なくありません。特にラードの購入が初めての人にとって、その販売場所を探し出すのは一苦労です。
他のバターや植物油とは一線を画す、少々珍しい存在のラード。ラーメンやチャーハンなどの中華料理だけでなく、炒めものにもコクがでるので常備しておくと意外と使い勝手が良いんですよ。
この記事では、どうやってスーパーマーケットでラードをすばやく見つけるか、また、お勧めの市販ラード商品について詳しくご説明いたします。
スーパーマーケットでラードを見つけるためのガイド
以下は、ラードを購入できる主な場所です。
・主要なスーパーマーケット(イオン、イトーヨーカドー、OK、ライフなど)
・業務スーパー
・オンラインストア
使いやすいチューブタイプのラードを多くのスーパーマーケットで扱っています。精肉専門店ではチューブタイプはあまり見かけません。ネットでオンライン通販を利用すると、様々なタイプや容量のラードを選んで購入できますよ。
ラードをスーパーマーケットですばやく探すには?
ラードは、主に豚の脂肪、特に背脂を使用して作られており、通常、食用油を展示しているエリアに置かれていることが多いです。
まずは、オリーブオイルやごま油などが陳列されている棚を探してみるのが良い出発点です。
もし食用油エリアで見つからなければ、バターやマーガリンが並んでいるセクションを調べてみましょう。
ラードは通常、室温での保存が適しており、しばしば固形の脂として分類されるため、こうした場所にも置かれていることがあります。
加えて、ラードはパン作りやお菓子作りにも使われるため、製菓・製パン材料を集めたエリアにも配置されている可能性が高いです。
したがって、食用油やバター系列の場所で発見できなかった場合は、製菓材料エリアの探索も検討することをお勧めします。
さらに、店舗によっては、精肉部門のそばや、中華食材が陳列されている区画にラードがあることもあります。
ラードのパッケージと価格範囲
ラードは、豚の脂から作られる商品で、白色の固体形態またはペースト形態での室温保存が一般的です。
この製品のパッケージングは、マヨネーズに似たチューブ形式で提供されることが多いです。
市販されているラードの標準的な容量は200gから250gで、価格はおおよそ200円から300円の間で設定されています。
市場には「純製ラード」と「調製ラード」の二種類が主に流通しています。「純製ラード」は豚脂だけで作られ、対照的に「調製ラード」は豚脂に加えて牛脂やパーム油などが混合されたものです。
より濃厚な風味を好む場合は、「純製ラード」を選ぶことが勧められます。
自宅で手軽に作るラードのレシピ
市販のラードを購入する代わりに、家で自分で作るのも一つの選択です。
必要な材料は、1kgの豚脂肪と100mlの水です。
※豚脂肪を溶かし始める際に、焦げ付きを防ぐために最初に水を加えます
作り方はシンプルです。
鍋に豚脂肪と水を入れ、中火に設定して加熱します。約10分間続けて加熱し、浮き上がってくる不純物を丁寧に取り除きます。
豚脂肪が溶け、液体と固体が分離したら、一度細目のこし器やざるで濾します。次に、布やキッチンペーパーを使ってさらに精密に濾す作業を行います。
この手順を終え、冷蔵庫で冷やせば、白く固まり美味しいラードが完成します。
スーパーマーケットで無償でラードは入手できるか?
多くのスーパーマーケットの精肉コーナーで見かける無料で提供される白い脂は、通常、牛脂(ヘット)です。
これは牛から大量に取れるものの、食用としての人気はそれほどではないため、売り場に出しても売れ残るリスクがあり、顧客サービスの一環として無償で配布されることがあります。
ラードと牛脂はどちらも料理に使用されますが、融点に大きな違いがあります。ラードの融点は約33~46℃で、牛脂は約40~50℃で溶けるとされています。牛脂は特有の風味が特徴で、一方のラードは料理にまろやかさと深みを加えるのに適しています。
しかし、ラードが無料で提供されることはめったにありません。ラードは豚から得られる量が限られており、料理や製菓での利用が広がっているため、一般に市場で売られています。そのため、スーパーマーケットでラードを無料で手に入れるのは難しいでしょう。
ラードを取り扱っているスーパーマーケットもすべてではなく、特定の種類を求めているならば、オンラインショッピングが便利です。オンラインなら、さまざまな種類から選べて、直接自宅に配送してもらえるという利点があります。
オンラインでラードを購入する利点とおすすめ商品
オンラインショッピングを利用することで、ラードの購入が格段に容易になります。スーパーマーケットで見つからない場合や、特定のタイプのラードを求めている方、大量または少量購入を希望する場合に特に有効です。多くのオンラインストアでは、送料無料のオプションも提供されています。
ここでは、オンライン購入におすすめのラードを5つ選んで紹介します。
ベル食品 純正ラード
チューブタイプで使いやすく、コクが出ると人気の純正ラードです。イオンで見かけることもあります。
純正だからなのか、保湿に使っているというレビューもありびっくりしました。
雪印メグミルク 純製ラード
チューブタイプでちょっと多めの250g入り。常備しておけばけっこう出番があるものです。メグミルクのラードなら馴染みのあるメーカーなので安心して使えますね。
国産 無添加サンラード
楽天で人気のサンラードです。質の良い原料から丁寧に作られています。小さいパックから一斗缶まで必要なサイズを選べます。
ミヨシ ハイアント純製ラード
たっぷり2kgの業務用ラードです。チューブではすぐなくなってしまうという方に人気で、けっこう使い切れるみたいですよ。揚げ物に挑戦してみるのもいいですね。
月島食品 ハイポークラード
450gのブロック包です。癖が少なくパンやお菓子作りにも使いやすい高級ラードです。
まとめ
ラードはイオンなどのスーパーマーケットや最近人気の業務スーパーなどで手に入れることができ、通常は食用油が置かれているコーナーで見つけることができます。
店によっては、バターが置いてあるコーナーや、製菓コーナーをチェックしてみてください。
しかし、ラードがどの店舗にも常にストックされているわけではないので、確実に手に入れたい場合はオンラインショッピングの利用が推奨されます。
オンラインショッピングでは、多彩な種類のラードから選ぶことができ、便利に直接自宅まで配送してもらうことが可能です。