すっぱいみかんを甘くする方法
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みかんがすっぱくてもがっかりしないでください。
甘くする方法もあれば、そのままでも美味しく活用できる方法がたくさんありますよ。

室温で数週間置いてみたり、少し加熱したり、50度のお湯に30分程度浸すなどおすすめの方法があります。
ほかにも、すっぱいみかんも無駄にしないで、料理やお菓子作りに利用するなど、色々な楽しみ方ができるんですよ。

この記事では、すっぱいみかんを甘くする方法と、すっぱいみかんでも美味しく楽しめる様々なアイディアを紹介していきます。

すっぱいみかん、甘くなる方法ってあるの?

籠盛りのみかん

すっぱいみかんを甘くするには、いくつかの方法があります。
それは、常温で保管したり、電子レンジで温めたり、オーブンで焼いたり、熱いお湯につけることです。
ここでは、それぞれの方法を詳しくお話ししましょう。

常温で2週間保管

もし手に入れたみかんが酸っぱかったら、甘くする一番簡単な方法は、常温で約2週間保管することです。
みかんは、室内の適度な温度で保管することで自然と熟成し、甘みを増していきます。

ただし、この方法を試す際には、みかんを保存する場所に気をつけてください。

湿気が少なく、空気の流れる涼しい場所が理想的です。
湿気が多いところに置いてしまうと、みかんがカビや腐敗を起こす原因になってしまいますからね。

通気性が悪い場所、たとえば買ったままの段ボール箱の中でみかんを保管してしまい、青カビが生えてしまったことがありませんか?

ネットに入れてぶら下げていても、みかんが密着して重さで潰されあっていたら風は通りません。
買ってきたらすぐにバラバラにしてカゴなどに並べるといいですね。

みかんを保管する時は、特に湿度を低く保つことが大切です。
湿気の少ない、涼しい場所を選んで、美味しく甘くなるのを待ってみてくださいね。

電子レンジでチンしてみよう

すぐにみかんを甘くしたいなら、電子レンジがおすすめです。30秒ほど加熱するだけで、甘みが増します。

でも注意が必要で、みかんをそのまま電子レンジで加熱すると中で圧力がたまり、破裂することがあります。
だから、みかんの皮には必ず切り込みを入れて、その後レンジで加熱しましょう。

温めた後は、冷蔵庫でしっかり冷やしてから食べると、甘さが引き立って、とても美味しいですよ。

焼きみかんに挑戦しよう

トースターで焼いたみかん

みかんの甘みを引き出すには、焼くという方法もあります。
みかんを皮ごとトースターで焼いてみましょう。表面に少し焦げ目がつくまで焼いてください。

焦げ目がついたら取り出して冷まし、皮をむいて中の果肉をいただきます。
加熱することでみかんの糖分が引き出され、いつもと違った味わいが楽しめます。

石油ストーブがある家庭では、おもちみたいにストーブに乗せて焼くのも良いでしょう。

熱湯に浸してみよう

みかんを甘くするもう一つの方法は、50℃以上のお湯に30分程度浸すことです。
みかんをお湯に入れることで、加熱されて自然と甘みが増していきます。

特に酸っぱいみかんには、この方法が効果的。
もし、より甘くしたい場合は、より高温のお湯で長めに浸してみてください。

ただし、熱いお湯を使うので火傷には十分注意してください。みかんを取り出す時はゴム手袋やトングなどを利用すると安全です。

なぜみかんは酸っぱく感じることがあるの?

箱に入ったたくさんのみかん

みかんが酸っぱく感じる主な理由は、果実に含まれる「クエン酸」という成分が多いからです。
クエン酸は、みかんをはじめとする多くの果物に含まれる自然な酸味成分で、みかんの爽やかな味わいを生んでいます。

酸っぱさを感じるその他の理由には、例えば十分に日光を受けていない、またはまだ完全には熟していないことが挙げられます。
日照不足や未熟な状態では、クエン酸の量が相対的に多く残り、結果として酸っぱさが際立つことになります。

面白いことに、このクエン酸は熱や物理的な刺激によって減少する性質を持っています。

つまり、みかんを電子レンジで温めたり、オーブンで焼いたり、手で揉んだりして少し熟成させることで、酸味が減って甘さを感じやすくなるのです。

みかんをお手玉のように転がしたり、優しくマッサージすることも、うまく甘さを引き出す一つの方法といえるでしょう。

すっぱいみかんを美味しく活用するコツ

剥いてカットしたみかん

すっぱいみかんでも、ちょっとした工夫で美味しく活用することができます。
特にマーマレードやスムージー、ドレッシングやオランジェットにするなど、色々なレシピに変身させることがおすすめです!

それでは、すっぱいみかんを美味しく活用する方法をいくつかご紹介します。

マーマレードジャムを作ろう

すっぱいみかんは、そのまま食べるのは少し勇気がいるかもしれませんが、マーマレードジャムにすると別物です!

皮をきれいに洗い、細かくカットして、砂糖と一緒に煮込むだけ。
この方法なら、酸味がちょうど良いアクセントに変わり、トーストやクラッカー、アイスクリームなど、様々なデザートに使えます。

フルーツスムージーに加えて

みかん入りのスムージーを作る

また、みかんはスムージーに加えると、そのすっぱさがフレッシュな味わいをプラスしてくれます。
みかんをむき、種があれば取り除き、バナナやリンゴ、桃など他の甘いフルーツと合わせてミキサーにかければ、健康的なスムージーの完成です。
氷を加えれば、暑い日にぴったりのリフレッシュドリンクにもなりますよ。

爽やかなドレッシングを手作り

すっぱいみかんはサラダのドレッシングにしても素晴らしい味わいを楽しめます。
みかんからたっぷりと果汁を絞り出し、少量の塩とオリーブオイルを加えてよく混ぜ合わせましょう。

この自家製のみかんドレッシングを新鮮なサラダにかければ、爽やかでフルーティーな風味が加わり、普段のサラダがさらに美味しくなります。

みかんを活用したお鍋はいかが

みかん鍋

みかんを使った意外なレシピとして、みかん鍋があります。

これは、みかんをお鍋に入れて煮込むというもので、特に山口県周防大島の郷土料理として知られています。
みかんのさわやかな香りと甘酸っぱさが、魚の臭みを消し、あっさりとした味わいの鍋物を楽しむことができます。

みかんは無農薬のものを選び、皮ごと焼いた後に鍋に入れる方法や、皮を剥いてそのまま入れる方法、またはみかんの皮をつみれに混ぜ込むなど、様々なアレンジが可能です。

お鍋には、みかんの他にも海の幸や野菜をたっぷりと加えて、ポン酢でいただくのが一般的ですが、みかんの甘酸っぱさが新しい味の発見になるでしょう。

みかんでチョコレートフルーツを作ろう

オランジェット

酸っぱいみかんでも、ちょっとした工夫で美味しいデザートに変身させることができます。
例えば、オランジェットは、みかんの酸味とチョコレートの甘みが絶妙にマッチしたスイーツです。

まずは、みかんをよく洗い、皮つきのまま薄くスライスします。
これらをアルミホイルを敷いたトースターで、水分が飛ぶまでじっくりと焼きます。

焼きあがったら、湯煎で溶かしたチョコレートを片面または両面に塗り、冷蔵庫で冷やして固めましょう。

この方法で作ったオランジェットは、酸っぱさを感じるみかんも甘いチョコレートが加わることで、ほどよい甘酸っぱさの美味しいおやつに変わります。
チョコレートが固まると食感も楽しいので、お茶請けやホームパーティーのデザートとしても喜ばれますよ。

酸っぱいみかんがあれば、ぜひこの方法を試して、特別なスイーツを作ってみてくださいね。

酸っぱいみかんの活用法まとめ

酸っぱいみかんも工夫次第で、甘くて美味しいフルーツに変わります。
常温保存や加熱処理、お湯に浸すといった方法で、甘さを引き出すことができるんです。

そして、酸っぱいみかんの利用方法としては、マーマレードやスムージー、ドレッシングや鍋料理にしたり、オランジェットなどのお菓子に利用する方法があります。

これらの方法を使えば、酸味が強いみかんも無駄なく、そして楽しく美味しく消費することができます。

酸っぱいみかんを見つけたら、これらの方法を思い出して、様々なレシピに挑戦してみてください。
食卓に新しい味わいと楽しさを加えることができるでしょう。

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