鍋の汁の捨て方
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冬の寒さが厳しい時期、多くの人が楽しみにするのが温かい「鍋料理」ですね。

しかし、「鍋を楽しんだ後の残りスープをどう処理すればいいのか分からない」と困っている方も少なくないでしょう。
具材の残りや食材からの油でけっこうどろどろなんですよね。

間違った方法で処理すると、後々手間が増えたり、排水管の修理に莫大な費用がかかったり…

今回は、鍋の後に残るスープの適切な廃棄方法について、詳細にご案内します。

カップ麺などの残り汁にも応用できますので、ぜひこの記事を最後まで読んでみてくださいね。

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鍋の残りスープを正しく廃棄する5つの方法

お鍋を食べて満腹

それでは、鍋で残ったスープの廃棄方法を5つご紹介しますので、簡単にできそうなものから実行してくださいね。

ジッパーバッグなどに密封して処分

まず一つ目の方法は、ジッパー付きの保存袋や、ポリ袋の口をしっかり結んで処分するというものです。

具体的には、袋の中にキッチンペーパーや広告のチラシ、新聞紙などを入れ、その上に鍋の残ったスープを流し込みます。

この方法ならば、紙がスープを吸収し、漏れる心配がありません。

熱いスープを直接袋に入れようとすると、やけどのリスクがありますし、袋が破れる恐れもあります。
スープが冷めてから袋に入れるようにしてくださいね。

片栗粉で固めて処分

次におすすめするのが、片栗粉を使ってスープを固める方法です。
片栗粉を残り汁に混ぜ、火にかければあっというまに固まります。

スープの状態のまま袋に入れて捨てると、もし漏れるた場合に片付けが大変ですよね。
片栗粉を使って先に固めてしまえば、そのような心配もなく、簡単に処分できます。

しかし、スープの量が多い場合は、たくさんの片栗粉を使うことになりもったいないですね。
スープが多量にある場合は他の方法を試した方が良いでしょう。

牛乳パックでの廃棄方法

鍋の残った汁を捨てる際には、牛乳パックを活用することもできます。
まず、牛乳パックの中に新聞紙や古い布などを敷き詰め、その上に鍋の汁を流し入れます。

この方法のいいところは、牛乳パックの口をしっかり閉じることで漏れにくくなる点です。
さらに安心を求めるなら、牛乳パックの口を閉じた後にガムテープで封をし、その上からビニール袋をかぶせてしっかりと結ぶと良いでしょう。

ペットシーツやおむつを利用する方法

ペットを飼っている家庭では、ペットシーツが手元にあることでしょう。
また、子育てを終えた家庭では余ったおむつがあるかもしれません。

これらに使われている吸水ポリマーは、水分を効果的に吸収し、臭いも漏らしません。
ポリ袋にペットシーツやおむつを入れ、そこに鍋の汁を吸わせたら、そのままゴミ箱へ捨てることができます。

吸水ポリマーの使用

吸水ポリマーは、上でご紹介したペットシーツやおむつにも使用されているもので、水分を素早く吸収し固める特性を持っています。
鍋の汁も、使用済みの天ぷら油のように、これを使って固めて可燃ゴミとして処理することができます。

この吸水ポリマーはインターネットで購入可能で、水分に粉末を混ぜるだけで簡単に固めることができるので大変便利です。

とにかく少しの量で液体をゲル状に固めることができますから、嘔吐したときや災害時にも役立つんですよ。

鍋の残り汁、絶対に避けるべき廃棄方法

流し台に流しちゃダメ

美味しい鍋料理の後には、適切な残り汁の処理方法を知っておくことが大切です。
一部の間違った処理方法は絶対に避けるべきですので、こちらもしっかり理解しておきましょう。

流し台での具材ごとの処理

最も避けるべき方法の一つが、具材が入った状態で流し台に捨てることです。
この方法は排水溝を詰まらせる原因になるだけでなく、冷えた油が固まって悪臭のもとになります。

排水溝の詰まりは水の流れを悪くし、シンクの汚れや害虫の発生にも繋がります。
そのため、具材が残った状態での流し台への廃棄は避けましょう。

もちろん汁だけでも油を含んでいるので、水で薄めてもダメですよ。

トイレへ流す

トイレに鍋の残り汁を流すことも、簡単なのでやりがちですが、やってる人はただちにやめてください。
というのも、鍋の汁に含まれる油分が冷えると固まり、排水管を詰まらせる原因になるからです。

具材が混ざった状態での処理はトイレの詰まりのリスクを高めるばかりか、悪臭の元となります。
また、トイレには水洗装置などの機能がありますが、不適切なものを流すことで故障の原因にもなりえます。

浄化槽や下水への悪い影響もありますので、トイレへに流すのは絶対に避けましょう。

汁気を残したままのゴミ出し

汁気が残った状態でのゴミ出しも避けるべきです。なぜなら、汁気が漏れ出してゴミ捨て場を汚してしまうリスクがあるからです。

私が住んでいる自治体からも、生ゴミは水気を切ってから可燃ごみに出すようにといわれています。
汁気がない状態での処分を心がけましょう。

さいごに

お鍋をしたあとは、ごはんや麺を入れて残り汁まで美味しくいただくのがいちばんですが、どうしても残ってしまうことありますよね。

流しやトイレに考えなしに捨ててしまうと、排水管の詰まりや悪臭の発生を引き起こす可能性があります。
もし排水口が詰まったり破損して修理となったら、けっこうなお金がかかるんですよね。

もちろん環境にも良くないですよ。

今回ご紹介した方法は、どれも簡単で、漏れるリスクも低く、正しくゴミとして処理できます。
お鍋の残った汁だけでなく、カップ麺のスープなどにもぜひ実行してくださいね。

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