靴下が毛玉にならない方法
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靴下にできる毛玉。履きごこちも見た目も悪くなり、本当に困りものです。

何度か履いただけで、かかとの部分が毛玉ごろごろしたり、毛玉取りをしてもすぐにまた毛玉だらけになってうんざりですよね。

そこで今回は、靴下の毛玉を防ぐための具体的な方法をご紹介します。
さらに、次に新しい靴下を買うときのために、もともと毛玉ができにくい素材の靴下についてもご説明しています。

靴下のイヤな毛玉問題を解決したい方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

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靴下の毛玉を予防するためのポイント

洗濯ネット

靴下やタイツに毛玉ができると、見た目が悪くておしゃれが台無しになるだけでなく、ごろごろして不快ですよね。

なぜ毛玉ができるのでしょうか?
足が靴の中で動くときや、洗濯時に他の衣服とこすれ合うことで毛玉ができることがあります。

毛玉ができる主な原因は繊維の「摩擦」なんですね。

靴下の毛玉を減らしたいなら、まず洗濯の方法を見直しましょう。

簡単に試せる方法としては、

・靴下を内側にして洗う。
・洗濯用のネットを使用する。

これらを実践すると、毛玉の発生を大きく抑えることが可能です。

靴下を内側にすることで、外側が他の洗濯物と擦れることが少なくなります。

さらに、洗濯用ネットを使えば、他の洗濯物との接触を防ぐことができます。

家族が靴下を裏返しにしたまま洗濯に出している、と不満をいう人がいますが、毛玉を防ぐためには裏返しておくのが効果的なんですよ。

また、黒い靴下に白い毛玉が目立つことがありますが、これはタオルと同時に洗うことで起こる毛羽立ちが原因です。

この場合は、目の細かい洗濯ネットに入れるか、タオルと靴下を別々に洗うのがおすすめです。

靴下の毛玉をつくらないコツ

洗濯機のコースボタン

毛玉を作らないためには、洗濯する際に靴下を裏返しにしたり、洗濯ネットを利用して他の衣服との摩擦を減らすことが肝心です。
しかし、それ以外にも役立つ対策はまだまだあります。

以下がその方法です。

・洗濯する衣服の量を減らす
・手洗いモード、ドライコース、デリケート用コースで洗濯する
・脱水の時間を短くする
・長いソックスやタイツは結んでから洗う

これらの4つの方法はとても効果的です。

洗濯機に衣服を詰め込み過ぎると、服同士の摩擦が増え、毛玉の発生が促進されます。
また、水量が多いほうが、生地にかかるダメージも少なくなります。

洗濯コースの選択も重要です。

洗濯物を分けて何度も洗うのが難しい場合、手洗いすることも一つの方法です。
手洗いは汚れをしっかり落としつつ、生地を優しく扱うことができます。

ハイソックスやタイツのような長いアイテムは、他の洗濯物と絡まりやすいので、洗濯前に結ぶことでこの問題を解決できます。

結び目の汚れが落ちにくいと心配な場合は、それぞれをネットに入れて洗濯することをお勧めします。

さらに、靴下は3~4足以上を用意し、同じものを連続で履かないことも、靴下を長持ちさせるコツです。

同じ靴下を何度も履くと、特にかかとなどの摩耗しやすい部分が早く痛み、毛玉ができやすくなります。

毛玉を減らすためにも、複数の靴下をローテーションして履くことをおすすめします。

毛玉ができにくい靴下の素材選び

2足の靴下

靴下で毛玉ができにくい素材としては、純綿(コットン100%)が挙げられます。
また、ピリング(毛玉)に強い加工、すなわち抗ピル加工が施された製品もおすすめです。

洗濯を丁寧に行っていても毛玉ができてしまう場合、その原因は靴下の素材自体にあることが多いです。

特に毛玉ができやすい素材としては、

・アクリル
・ウール(羊毛)

が知られています。これらの素材は、その性質上毛玉が生じやすいのです。

ただし、これらの素材に抗ピル加工が施されている場合、毛玉の発生は軽減されます。
この加工は、繊維の絡み合いを防止し、摩擦による毛玉の形成を抑えるためのものです。

抗ピル加工が施されているからといって、毛玉が全くできないわけではありませんが、加工されていないアクリルやウールの靴下よりも毛玉ができにくいことは確かです。

冬場はウールの靴下が暖かく便利ですが、ウールやアクリルの靴下を選ぶ際は、抗ピル加工がされているかどうかをタグで確認すると良いでしょう。



抗ピル加工がない場合でも、綿素材の靴下は毛玉になりにくい傾向にあります。
綿の含有量が多いほど、毛玉の発生は少なくなるとされています。

でも最近は、純粋なコットン100%の靴下を見つけるのはなかなか難しいです。多くの靴下にはポリエステルが混ざっているんですよね。

ポリエステルは摩耗に強い素材ではあるものの、合成繊維の特性上、毛玉になりやすいのが難点です。
ポリエステルが入っていると、乾きやすいのはいいのですが、通気性が悪かったり滑りやすいという問題も出てきますね。

そのため、我が家では、できるだけ綿の割合が高い靴下を選ぶようにしています。

洗濯方法だけでは毛玉の問題がなかなか解決しないときは、靴下を買い替えるときに素材選びに注意を払って購入すると良いでしょう。

まとめ

靴下の毛玉を防ぐための様々な方法についてご紹介しました。これらの方法は日常生活で簡単に取り入れられるものばかりです。

主なポイントは以下の通りです。

洗濯方法の見直し:靴下を裏返しにして洗濯する、洗濯ネットの使用、洗濯機への詰め込み過ぎを避ける、手洗いやデリケート衣類用の洗濯コースを選ぶなど、摩擦を減らす洗濯方法が効果的です。

靴下の使い方:同じ靴下を連続して履かずに、複数の靴下をローテーションで使用することで、摩耗を分散させ、毛玉の発生を抑えることができます。

素材選び:コットン100%や抗ピル加工された素材の選択により、毛玉ができにくくなります。特にウールやアクリル素材を選ぶ場合は、抗ピル加工が施されているかどうかを確認することが重要です。


靴下の毛玉を防いで気持ちよく履くために、ぜひ、今日からこれらの方法を試してみてくださいね。

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