枕元に加湿用の濡れタオルを干す方法
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乾燥が気になる季節、寝室の湿度を上げるためにおすすめなのが濡れタオルを干す方法です。

喉を乾燥から守り、肌や髪の毛のうるおいを守るには、濡れタオルを枕元に干すのがおすすめ。

この記事では、加湿のための濡れタオルをどのように干すか、何枚干せばいいか、また、気になるタオルの臭い対策についてご紹介しています。

加湿器のお手入れが面倒、結露ができるのも困る、そんな私が毎年行って実際に効果を感じている方法をお伝えしています。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

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加湿のタオルを置くなら枕元がおすすめ

布団に枕が並んでいるところ

濡れタオルを使って加湿する時、干す場所の選び方が大事です。
タオルが自分に近いほど、加湿効果は上がります。

寝室では、できれば枕元に干しましょう。
睡眠中は特に喉の乾燥が気になりますから、頭の近くに置くと効果的です。

効果的なやり方は?

フェイスタオル

私がやってみて効果を感じたのは、フェイスタオルを枕元に干すことです。
しっかり濡らし、水がしたたらないくらいに絞って1~3枚干します。

濡れタオルの表面から徐々に水分が蒸発することでお部屋の湿度が上がりますので、きれいに広げて干すことが大切です。


部屋全体を加湿したいときは、洗濯物をたくさん干す、バスタオルを濡らして数枚干す、といった方法もあるのですが、

・洗濯物は早く乾かしたい
・大きなバスタオルを扱うのは面倒

という理由で、フェイスタオルを数枚使うのがおすすめなんです。

洗濯物を部屋干しにする場合は、できるだけ早く(5時間以内)乾かさないと生乾き臭が発生するおそれがあります。

なので、洗濯物はサーキュレーターを使って乾かすようにしています。
冬でも除湿機を稼働させることもありますよ。

また、バスタオルは水に濡らすととても重くなるので、絞ったり掛けたりといった作業がたいへんすぎて続きません。

加湿器を使わない理由は、お手入れの面倒さにくわえ、部屋中を加湿しすぎると結露やカビの心配があるからです。


そういうわけで、寝室で手軽に加湿するには、濡らしたフェイスタオルを枕元干す方法がベストだと思います。

寝るときに布団から出ているのは首から上だけですから、喉の乾燥を防いだり、肌や髪を乾燥から守る効果は十分だと感じています。

どうやって枕元に干す?

フェイスタオルを枕元に干すといっても、さてどうやって?という感じですよね。

我が家では、タオル干しを購入しました。

テーブルハンガー

布団で寝ているときは、こういう低い置き型タイプがおすすめです。

テーブルハンガーにタオルを干す

上の写真は濡れタオルではありませんが、2枚干す場合はこんな感じになります。

このタオル干しは8枚まで干せるので、洗濯のときはサーキュレーターで風が通るようにするとあっという間に乾いて重宝しています。

テーブルとしても使えるので、洗濯かごを置く、靴を干す、上でちょっと畳む、など便利に使えるんですよ。
我が家では梅干しを天日干しにするのにちょうどよかったです。

とても気に入っているので宣伝してしまいましたが、ベッドに寝ている方には低いかもしれません。

ベッドの場合は、高さのあるバスタオル干しがいいと思います。
フェイスタオルを干してもいいですからね。

いずれにしても、使わない時は折り畳める、日頃は洗面所でバスタオル干しに使うなど、じゃまにならないものを選ぶといいでしょう。

枕元に置くので、倒れやすいもの、重たいものは気を付けなければいけません。
赤ちゃんや小さい子どもが寝ているそばには、絶対に置かないようにしてくださいね。

どのくらいの枚数が効果的?

湿度計・温度計

例えば8畳の部屋を加湿するのに、濡らしたバスタオル2枚くらいが必要だといわれています。
ただし、住まいの条件や、使っている暖房器具などの関係で変わってくるんです。

フェイスタオルを使う場合、何枚干すか、こまめに調整しやすいですね。
枕元だけなので、1枚から多くて3枚くらいでいいかと思います。

一番わかりやすいのは、湿度計を使うことです。
快適に眠るためにちょうどいい湿度は50%前後で、60%を超えないくらいが理想です。

冬はほおっておくと30%くらいまで下がってしまい、感染症のリスクが上がります。
反対に加湿しすぎて70%以上になったり結露ができるようでは、カビが生えてアレルギーの原因になることも。

湿度計を枕元に置き、湿度を見ながら濡れタオルの枚数を調整してください。

湿度計がない場合は、喉の調子や肌の感じで快適かどうか判断するといいと思います。

枕元にフェイスタオルを置くくらいなら加湿しすぎの心配もないでしょうし、濡れタオルが朝までにカラカラに乾くなら、枚数を増やすようにしましょう。

濡れタオルのニオイ対策はアロマで

ペパーミントオイル

タオルが濡れたままだと、時々イヤな臭いがしますよね。
その原因は、湿ったタオルには雑菌が繁殖しやすいからです。

まず、毎日タオルを洗濯しましょう。清潔なタオルを使うことが大切です。
煮沸消毒や漂白剤を使っての除菌も効果的です。

さらにおすすめなのが、アロマオイルを使う方法。

タオルを濡らすときに、ハッカ油やペパーミントの精油を垂らした水にひたして絞ります。
ハッカ油には抗菌作用があるので、雑菌が繁殖するのを抑えてくれるんですね。

ハッカ油は、冬の風邪やインフルエンザ予防にも役立ちます。

喉の内側は、線毛という非常に細かい毛のような細胞に覆われていて、ウイルスや細菌などを運び出す動きをして喉を守っています。
ハッカ油に含まれるメントールは、乾燥や寒さで動きが鈍くなった線毛を活発にしてくれるんです。

また、ハッカの香りにはリラックス効果もあるため、睡眠の質が向上し、免疫力が高まるといわれています。

空気清浄効果やリラックス効果をもつアロマは多く、ラベンダーやユーカリの精油もおすすめです。

さいごに

寝室の加湿に濡れたフェイスタオルを使う方法についてお伝えしました。
枕元にタオルを干すと、睡眠中の喉の乾燥を防いだり、お肌や髪の毛を守る効果があります。

枕元にタオルを干すには、タオル掛けを置いて必要な枚数を干すといいです。
私が実際に使っているタオル掛けをご紹介しました。

加湿器のお手入れがちょっと面倒だと感じる方や、加湿のし過ぎで結露やカビが心配な方にも、シンプルなタオルを使った加湿法がおすすめできます。

タオルの臭い対策としてアロマオイルを使う方法もぜひ試してみてくださいね。

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