ダニって、とっても小さいけど、放っておくと健康に悪い影響を与えることがあって怖いですよね。
そんなダニ問題に役立つのが「ダニ取りシート」。
このシート、使い方はすごく簡単。置くだけ、ダニ集まる、そして捨てるだけ。
ダニ対策にはとってもおすすめなんですよ。でも、
ちょっと使い方を間違えると、逆にダニ問題が悪化することもあるんです。
なので、ダニ取りシートをうまく使うためには、正しい使い方や設置方法を知っておくことが大切です。そうしないと、せっかくのシートが無駄どころか…
この記事では、ダニ取りシートをうまく使うコツや、逆効果になる理由について、詳しく説明していきますね。
ダニ取りシート、逆効果になることも?
ダニ取りシートをうまく使えば、逆効果になることはないんです。でも、使い方を間違えると、うまくいかないことも。
では、どんな使い方が逆効果になるのか、見てみましょう。
【逆効果】安価な粘着タイプのダニ取りシートを使う
ダニを粘着シートで捕まえるタイプのものを使うとき、ちょっと注意が必要です。
特に安い粘着シートを使うと、ダニが逃げ出してしまうこともあるんです。
安い粘着シートは、ダニが簡単に逃げ出せるような作りになっていることがあります。
粘着シートはダニを集めるけど、ダニを死なせたり、増えるのを防いだりする効果はないんです。
だから、粘着力が弱いと、ダニが逃げ出しちゃうんですよ。ダニは軽いし、足の接地面も小さいので、粘着力が弱いとすぐ逃げるんです。
しかも、このタイプのシートは、だいたい3ヶ月くらい使うことが多いんです。
これって、3ヶ月もダニの死骸が近くにあるってこと。これがアレルギーを引き起こすこともあるんです。
そして、動けなくなったダニの上を他のダニが歩いて、食べ物を見つけて繁殖することも。これじゃ、ダニが増えるかもしれませんね。
長く使うと、シートの粘着力が落ちるから、定期的に新しいものに変えることが大切です。汚れてくると、ダニが近づきにくくなるから、交換時期はしっかり守りましょう。
3ヶ月とは言っても、場所やダニの量によっては、もっと早く変えたほうがいいことも。できるだけ早めに新しいものに替えるのがおすすめです。
あと、部屋の換気も大切。換気が悪いと、シートの粘着力が落ちて、ダニが逃げやすくなります。
ダニは換気が悪い場所を好むので、使う前に部屋をしっかり換気しましょう。
【逆効果】布団にダニ取りシートを置くとき、顔の近くに置く
布団にダニ取りシートを置くとき、顔の近くに置くと、ちょっと問題があるんです。
シートの近くにダニが集まるから、顔の周りにダニがいることになりかねません。
顔の近くにシートを置くと、ダニに刺されたり、ダニの死骸を吸い込んでアレルギーが出ることも。
だから、ダニ取りシートは、顔や体に触れないところに置くのがいいですね。特に足元の近くがおすすめです。
【逆効果】ダニ取りシートの使用期限を超える
ダニ取りシートの使用期限を過ぎると、逆効果になることがあります。
使用期限が過ぎると、ダニを集める力が弱まるんです。
場合によっては、ダニが増える場所(ダニの巣!)になるかもしれません。
だから、期限切れのシートは使わないようにしましょう。
これらのことに気をつけて使えば、ダニ取りシートはダニ対策にすごく役立つと思います。
ダニ取りシートを使うときのコツ
ダニ取りシートを上手に使うためには、どこに置くかがとっても大事です。
正しい場所に置かないと、ダニが集まらず、効果が半減してしまいますよ。
ベッドや布団での使い方
寝具、特に敷布団は、ダニが増えやすい場所なんです。
なぜかというと、敷布団は湿気がたまりやすく、人のフケや皮膚のカスなど、ダニのごはんになるものがたくさんあるからです。
敷布団やベッドにダニ取りシートを置くときは、シーツや敷きパッドの下がおすすめです。
シートが気になる場合は、布団と床の間に置いても大丈夫です。
シートを置く場所は、頭の方より足元がいいですね。
頭の周りにはダニが多く、シートを置くとダニが集まって、噛まれたりアレルギーの原因になったりすることがあるからです。
ソファーでの使い方
洗えない大きな家具のダニ対策にも、ダニ取りシートは役立ちます。
ソファーは特に、布製のものはダニが住みやすいんですよ。
ソファーのカバーが取り外せる場合は、ソファーと背もたれの間や、クッションの間にシートを置くといいですね。
背もたれのクッションが取り外せるなら、その裏に置きましょう。
シートを持ち上げるタイプなら、シートの下に設置するといいです。
ダニは暗い場所が好きなので、取り外せない場合は、シートの上にクッションを置いて、暗い環境を作ると効果的です。
設置前にソファーをきれいに掃除すると、さらに効果がアップしますよ。
取り外せないソファーなら、クッションの裏にシートを置くのもいいですね。
畳での使い方
畳は湿気がたまりやすく、カビが生えやすいので、ダニが増えやすいんです。
畳の裏にシートを置くのは難しいので、畳の上に直接置くといいですが、ダニが好む暗い環境を作るために、シートの上に座布団やクッションを置くといいですよ。
畳の上に絨毯やカーペットを敷いている場合は、特に注意が必要です。
通気性が悪くなって、ダニやカビが増えやすくなるからです。
この場合は、畳とカーペットの間にシートを置くといいでしょう。
カーペットでの使い方
ダニ取りシートは、カーペットと床の間に置くと、肌に触れずに暗い環境が作れます。
小さなカーペットなら、真ん中に1枚。大きいカーペットなら、端と端に1枚ずつ置くと効果的です。
収納スペースでの使い方
通気性が悪い場所、例えば押し入れや下駄箱、収納ケースは、湿気がたまりやすく、ダニやカビが生えやすいんです。
押し入れやクローゼットでは、シートのメーカーや商品によって推奨されるサイズや枚数を確認して、適切に設置しましょう。
収納ケースでは、底に設置するのがいいですね。複数段の場合は、1段ごとに1枚ずつ置くと安心です。
下駄箱も、奥底に1枚設置するといいでしょう。
ダニ取りシートを選ぶときのポイント
ダニ取りシートは種類が豊富ですが、選ぶときの大切なポイントが3つあります。それぞれを詳しく見ていきましょう。
安全な素材で作られているか
ダニ取りシートは子供やペットが間違って口にしてしまうことも考えられます。
そこで、天然由来の成分で作られた製品を選ぶことが大切です。
特に、身体の近くや食べ物の近くに置くときは、安全な成分で作られているかをしっかり確認しましょう。
どんなダニに効くか
ダニにはいろいろな種類がいて、それぞれに効果的な成分が違います。捕獲できるダニの種類をしっかりチェックしてくださいね。
ツメダニ:人を刺してかゆみを引き起こします。
イエダニ:人を吸血し、かゆみを引き起こします。
コナダニ:食品に被害を与え、ツメダニの発生源になります。
多くのダニ取りシートはチリダニをターゲットにしていますが、ツメダニを捕獲できない製品もあります。
特にチリダニとツメダニは注意しておきましょう。
また、イエダニはニオイで誘引できないため、多くのダニ取りシートでは捕獲できません。
誘引したダニの捕獲・退治方法
ダニ取りシートには、主に以下の3つのタイプがあります。
粘着タイプ
誘引したダニを粘着部分で捕獲しますが、粘着部分で捕獲されてもダニが歩いたり繁殖したりすることがあります。ダニを退治する効果はないので、選ぶ際は注意が必要です。
乾燥タイプ
ダニを誘引後、乾燥させて退治します。ダニは乾燥に弱いので、体の水分を干からびさせると死滅します。安全性の高い誘引剤を使用している製品がおすすめです。
特殊なタイプ
特殊な素材や構造を利用してダニを捕獲・退治します。これらの製品は独自の技術を使用しているため、価格が高めの傾向があります。
これらのポイントを参考にして、あなたの家庭に最適なダニ取りシートを選んでくださいね。
ダニ取りシートのおすすめとその特長
ダニ取りシートにはいろいろな種類があります。ここでは、特におすすめの製品を紹介しましょう。
■ダニ取りロボ
この商品はちょっとお値段が高いですが、効果はとても高いですよ。第三者の機関が、ダニの増殖を100%防ぐことを証明しています。
製造している日革研究所は、ダニについて深く研究している会社です。
このシートは、ダニを引き寄せて乾かしてしまうので、ダニが死んでしまいます。それで、ダニがシートの中で増えることはないんです。
■ ダニピタ君
これは粘着タイプのダニ取りシートで、捕獲効果と安全性が外部の機関によって証明されています。
医療従事者の間での口コミ満足度が高く、安全試験もクリアしています。
赤ちゃんやペットがいる家庭でも安心して使えます。
■ ダニコロリ
この商品は乾燥タイプのダニ取りシートです。ダニを引き寄せて乾燥させ、退治するんですよ。
611匹のダニのうち587匹を引き寄せることができる(誘引率96%)と、外部の機関が証明しています。
子どもやペットがいる家庭でも安心して使えるように、安全な成分を使っています。
効果は約5畳の範囲で、1ヶ月間持続します。
■ さよならダニー
これは3D構造の特別なタイプのダニ取りシートです。
不織布、発泡ウレタン、強力な粘着部分の3層でできていて、一度捕まえたダニは逃がしません。
2D構造のシートよりも、捕獲力が820倍もあるんですよ。25万匹のダニを捕まえることができます。
食品添加物を使った安全な誘引剤を使っています。
効果は2ヶ月間続き、市販されているので手に入れやすいです。
さいごに
ダニ取りシートは手軽に使えるダニ対策のツールですが、正しい置き方や使い方が大切です。
ダニがよく出る場所にシートを置いて、効果的な範囲で使いましょう。
使用期限を守って、取り換えるタイミングには注意が必要です。
正しい使い方をすれば、逆効果になることはありません。
毎日のダニ対策に、これらのポイントを守って、ダニ取りシートを上手に使いましょう。