
お米の臭いが気になることってありませんか?

実は、夫の実家から送ってもらうお米がいつも臭うんです…
お米を送ってくださる農家の親戚がいらっしゃるなんてうらやましいです!せっかくなので美味しく食べたいですね。
他にも、安いと思って買ったお米や買いだめしていたお米…なんとなく臭いが気になるときがあるものです。でもお米って、少々のことでは捨てるなんてできませんよね。
そこで今回は、どうしてお米が臭くなるのか、その原因と対処法について書いていきます。
原因がわかれば、炊き方の工夫で美味しく食べることができますよ。
また、いつも臭いが気になるお米をもらっているという人なら「ライスクリーナー」があれば便利です。記事の最後にご紹介していますので参考にしてくださいね。
米が臭い!原因はなんなの?これ食べれる?
お米が臭くなる理由はいくつかあります。代表的なものをみていきましょう。
お米が古い
よくある理由は、お米が採れてから時間が経っているということです。
その年に採れたお米は新米ですが、それから年をさかのぼるごとに古米(こまい)、古古米(ここまい)、古古古米(こここまい)…と「古」の字が増えていくんです。
古の字が増えるごとに、炊いたときの美味しさが変わったり、古米臭といわれる糠の古くなった臭いが強くなったりします。
もちろん十分に食べられますし、むしろ古米のほうが好みに合うという人もいます。気になる人は、古米臭を軽減する工夫をして食べることをおすすめします。
ニオイ移り
お米は保管していた場所の臭いや、近くに置いてある物の臭いを吸い込んでしまう性質があります。洗剤や化粧品、灯油や線香など、臭いの強いものと一緒に置いていたのが原因です。
食べてもとくに体に害があるわけではないので、臭いをとったり、臭いが気にならないような食べ方を工夫するといいでしょう。
糠(ぬか)が多く残っている
お米が糠臭いときは、いつものお米よりも糠が多く付いているのかもしれません。
たとえば、家族や親戚が食べる分だけのお米を栽培していて精米も自宅で行っている、という元農家さん。そういうところからいただくお米は、精米機が古く糠がしっかり取り切れていないことがあるんです。
また、糠や胚芽の栄養を残すために、七分づきなどわざとあまく精米することもありますね。
糠の臭いが好みでない場合は、炊く前に念入りに研ぐか、精米をし直すといいでしょう。
カビや傷み
お米がカビ臭いときはよく観察してください。保存状態が悪かったために、カビが生えて傷んでいるかもしれません。米粒が黒ずんでいたり黄色に変色していたり、粉を吹いてベタッとしたりしていたら、もう食べないほうがいいでしょう。
お米のカビは発がん性があって危険だと聞いたことがあるかもしれませんが、日本のお米にはカビ毒を持つ種類のものはつかないそうです。
それでもかなり劣化しているため、美味しく食べることはできないと思われます。
米の臭いを消す方法 炊き方で解決?
それでは、お米の臭いを消す方法をいくつかご紹介していきますね。
よく洗う、精米をし直す
古い糠の臭いが残っているなどの場合は、何度も水を変えながらしっかりと洗うことで糠を落としましょう。米を「研ぐ」といいますが、表面を磨くようにするといいです。
お米は最初に入れた水をすぐに吸い込んでしまうので、まずはきれいな水で素早くすすぎます。その後、水が透明になるまで洗いとすすぎをくりかえします。
ただし、お米が割れたり崩れたりしないよう力加減に注意してください。
もし精米機を使えるのであれば、精米をし直すのがいちばん簡単でしょう。
炊飯時に酒を加える
お米を炊飯器にセットしたあと、日本酒やみりんなどのアルコールを加えます。アルコール分が揮発するときにニオイも一緒に取り去ってくれるためです。
分量は、お米3合にお酒を大さじ一杯ていどです。もっと多く入れても大丈夫です。
香りや味付きの料理にする
お酢にも臭いをとるはたらきがあるので、お酒のように炊飯時に加える方法があるのですが、お酢自体の香りが強いので、いっそ酢飯にしてしまいましょう。
ちらし寿司や手巻き寿司にするといいですね。
香りや味付きのメニューでごまかすのはよい方法です。白米で食べると気になるニオイも、カレーやチャーハンにすると美味しく食べられます。
米の臭い取りならライスクリーナーがおすすめ
精米をやり直すのが効果的と書きましたが、家庭用精米機があればいつでも美味しいお米を食べることができますよね。
家庭用精米機で人気なのが、山本電気のライスクリーナーです。
無洗米から胚芽米まで好みの精米をできるのはもちろん、「フレッシュモード」や「みがきモード」を使えばお米の表面だけを取り去って、古くなったお米も美味しく食べられるようにしてくれるんです。
ライスクリーナーを使っている購入者さんの口コミを読んでみると、古いお米の臭いがとれて美味しく食べることができたという声がたくさんありました。
ライスクリーナーがあれば、古いお米のリフレッシュができるだけでなく、毎日のお米も少しずつ家庭で精米できて便利なんですね。
家庭用精米機は大手メーカーからも出ていますが、山本電気は価格の面でも人気です。
山本電気はモーターの開発製造が得意な日本の企業で、家電ではフードプロセッサーに定評があります。
まとめ
気になるお米の臭いの原因や対策についてご紹介しました。
- 米に糠が多く残っている場合や古い米の糠が臭いの原因になる
- 臭いの強いものと一緒に保管していたため臭い移りしている場合がある
- カビ臭く、カビが生えて傷んだ米は食べないほうが良い
- よく洗って糠を落としたり、炊飯時やメニューの工夫で臭いが気にならなくなる
- ライスクリーナー(家庭用精米機)で精米し直すのがおすすめ
親戚などからいただいたお米が臭うのは仕方がないですが、自宅でもお米の保管に気を付けることが大切だと思いました。
お米は生鮮食品と心得て、冷蔵庫に小分けにするのがいちばんだそうです。
お米は日本人の大切な主食です。臭いを消す炊き方なども工夫して、最後まで美味しく食べたいですね。